【発売開始】「赤革の手帳 孤独な団地妻」

【発売開始】「赤革の手帳 孤独な団地妻」  第16回フランス書院文庫官能大賞応募作に加筆した作品。

女性目線から見た、秘密の逢瀬。その行き着く先は…


 ――妻である事だけが存在意義だと自らに言い聞かせ、埋もれていった自我。あのままでは海底に沈んでいくだけのような、生きた屍としか言えなかった抜け殻の私。

 そんな窒息寸前までに押しつぶれて、枯れて萎んでしまった肺に、青春時代に嗅いだ夜明けの空気のような……冷たくて、そしてどこまでも透明で……身体に、{精神|こころ}に染みわたるような息吹を与えてくれたあの人。

 

-黒桃館-

産まれ落ち 色とりどりの 生き地獄 現世を見る眼  まるでチノイロ

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