『月刊群雛』2016年04月号 「咀嚼婦人」掲載

 政略結婚で嫁いだ先の家の会社。夫は二代目社長として会社を食いつぶしかけている。

 夫の父である会長は、知ってか知らずか私に何も語らない。段々と傾いていく経営、不安の種から花が咲く。

 会長である父の殺害、そして保険金を狙う夫、お世話をする間に何かしらの感情が芽生えた今、誰の言葉を信じていくのか。

 最後の口づけの味は……

── 其の甘い接吻は、愛か憎悪か……

-黒桃館-

産まれ落ち 色とりどりの 生き地獄 現世を見る眼  まるでチノイロ

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